誰しも、学校へ行きたくない日はあるはずだ。かく言う私も、学生時代2年以上不登校を経験した。
親としては、学校へ行きたくないわが子のサインを見逃さないようにしたいものだ。
・親の顔を直視できなくなる
子どもは、いじめなど外的要因で精神的につらくなると親に心配をかけさせたくないという思いから、親の顔を見なくなる傾向があります。
親の立場からすると、急に子どもと視線が合わなくなり戸惑います。元気がなく、ずっと下を向いてうつむいていたり、テーブルで向かい合わせに座っていても、どこかぼんやりして親と視線を合わせなくなったりします。こうした変化には、注意が必要です。
・集中力、注意力が散漫になる
気になることや嫌になることがあると、子どもは注意力が散漫になります。
例えば、教科書やノートなど、学校に持っていくものを忘れることもありますし、学校から渡されるプリントを親に渡しそびれることも出てきます。
また、これまでのように宿題ができなくなるケースもあります。指示された宿題を間違え、期日までにできないことが目立つようになれば、注意が必要です。
・元気がなくなる
子どもは、好奇心の塊な面がありいろいろなものに興味を持ったり、触ってはいけないものがあると、触ってしまうほど元気いっぱいのはずですが、ストレスが生じるとそういった活動性がなくなり、家でじっとしていることが多くなりがちです。
多分、動くとしんどくなるので無意識にエネルギーを使わないように自分自身を自制している可能性が高いと思われます。
・眠れなくなる
子どもは、普段夜ぐっすり眠れるものですが、ストレスが溜まると、眠れなく傾向があります。
例えば、夜遅くまで目がさえ寝つけないパターンもありますし、夜中に急に飛び起きてしまうパターンもあります。子どもが、きちんと眠れているかどうか、注意して見ておくことも大事です。
学校に行くようにすることも大事だが、まずは子どもにとって家が「安心安全な基地」になることが先決と考える。
そもそも、子どもがそこまでストレスをため込むのは、学校で上手くいかないことも含め、外的な不安要素があるからだ。
コロナ禍で、学校に行けない、友だちと会えない、塾や習いごとを休み、となると社会とのつながりが段々と薄くなり、コミュニティは家の中だけになる。
子どもにとって家は、安全・安心な場所として機能させることが、親の大事な役目だ。
少なくとも、両親が仲よく居心地の良い環境を整え、学校で何があっても帰る場所があるのだと認識させたい。
愛知県名古屋市で、お子様のお悩みを解決へと導くカウンセリングを行っております。引きこもりや不登校について、いじめなどの問題、それ以外の育児に関してお気軽にご相談をください。
どこに、誰に相談したらいいかわからない悩みを1人で抱えるのは大変です。皆さんと同じ経験をした私だからこそ、伝えられることもあると思います。
まずは一度お話をお聞かせください。
R.S.P代表 下谷 篤史
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