コロナ禍において、学校の存在意義が問われている。相次ぐ緊急事態宣言の延長で、各行事が延期か中止になり、授業もオンラインに移行したりする学校も出てきた。
こうなってくると、学校に行かなくてもいいと思う生徒さんも出てくるし、本来人間関係などで学校へ行けなくなるケースとは違うため、不登校の定義が変わるかもしれない。
学校を統括している文部科学省が、不登校への対応についてホームページに詳しく掲載していたので、改めて閲覧してみた。
まず、5つの視点という項目が目についた。
- 将来の社会的自立に向けた支援の視点
- 連携ネットワークによる支援
- 将来の社会的自立のための学校教育の意識・役割
- 働きかけることや関わりを持つことの重要性
- 保護者の役割と家庭への支援
個人的見解にはなるが、この中で一番必要なことは5だと考える。
いくら、学校や教育委員会・各支援団体が動こうとしても、保護者が協力的にならないと何も進まない。
気軽に相談窓口のことや、保護者同士のネットワークのことを書いてあるが、それができないのが保護者の立場ってものでしょう。
不登校の子どもを持つことで、妙な劣等感を抱き、相談出来にくくなる。
かく言う私も、不登校を経験した立場から親が真剣に解決しようとしないとズルズルと長引くだけだ。
この資料は、2003年にまとめられたので情報が古くなっている気がする。今は、学校を取り巻く環境も変化しているため、時代に合った指針が待たれる。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/futoukou/main.htm
愛知県名古屋市で、お子様のお悩みを解決へと導くカウンセリングを行っております。引きこもりや不登校について、いじめなどの問題、それ以外の育児に関してお気軽にご相談をください。
どこに、誰に相談したらいいかわからない悩みを1人で抱えるのは大変です。皆さんと同じ経験をした私だからこそ、伝えられることもあると思います。
まずは一度お話をお聞かせください。
R.S.P代表 下谷 篤史
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