最初に断っておくがこのドラマは、制作側の真剣さが伝わってくるのがわかる。
ある意味娯楽的な感じではなく、佐藤二朗演じる主人公の上嶋陽平が教師や生徒など教育現場の壁にあたりつつも、一人ひとりの目線に立っているのがよく理解できる。
上嶋自身、11年間もひきこもり生活を経験し立ち直ったことから、同じ境遇の生徒たちのことが過去の自分とシンクロしているのかもしれない。
あと、細かい視点だと白石佳代子が演じる上嶋の母親の存在がある。もし、息子がひきこもりになったら、かなり精神的に辛いのではないかと思う。母親は、あたたかい目で見ているし、決してあなたのことを見捨てないという描写が理解できた。
自分も経験しているが、ひきこもり状態になると孤独感が半端なく、自暴自棄になることも多かった。それを打破するには、信頼できる頼りになる存在が必要だ。
それが、肉親なら一番良いのだが残念ながら叶わないケースもある。上嶋陽平のように、同じ目線で寄り添ってくれる存在が見つかればいいなとドラマを見て感じた。
その3へ続く
愛知県名古屋市で、お子様のお悩みを解決へと導くカウンセリングを行っております。引きこもりや不登校について、いじめなどの問題、それ以外の育児に関してお気軽にご相談をください。
どこに、誰に相談したらいいかわからない悩みを1人で抱えるのは大変です。皆さんと同じ経験をした私だからこそ、伝えられることもあると思います。
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R.S.P代表 下谷 篤史
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