認知行動療法という、治療法がある。精神疾患の治療において、薬物療法と並んで重要な治療法のひとつとされている。
・認知行動療法とは→ 人の内面(考え方)に働きかけることで、根本的な問題解決をめざす治療法のこと。薬物療法は人工的に作られた「薬」を体に取り入れて治療しますが、認知行動療法では「新しい考え方」を取り入れて精神を安定させるといったイメージになる。
認知行動療法が有効とされる病気には、うつ病・パニック障害・強迫性障害・摂食障害などあげられる。但し、お医者さんによって治療法の選択が違うので注意しなければならない。
メリットとしては、まず薬物療法と同じかそれ以上の効果が期待できるという点だ。
やはり、薬物を身体に投与することは肉体的にも精神的にも負担が大きいので、受ける側としてはこの方が望ましい。
但し、しっかりと訓練をした専門家に任せることにより、薬との併用で治癒の成功率が高まると言われている。
認知行動療法は、物質を体内に取り入れるわけではないため、薬のような副作用の心配がないのが大きい。
デメリットとしては、即効性がないことが挙げられる。カウンセリングと同じく、すぐには効果は現れないし、長年積み上げた自分の性格や考え方を急に変えることは難しい。
また、私たちには変化を無意識に恐れ、現状にとどまろうとする傾向がある。頭では、考え方を変えようと思っても、それに抵抗して「今までと同じようにいよう」とする心理がどうしても働いてしまう。
このような理由から、考え方が変わるには一定の時間がかかる。
あとは、一定以上時間がかかるため費用がかかってしまうことと、自分自身の力で変えていくことが必要になる。
最後に、精神状態が著しく良くない場合は実施することが難しくなる。認知行動療法を行うには、体調と気分が落ち着いている必要がある。
治療者との、話し合いに集中できるかが鍵になる。状態が安定しない場合は、休養と服薬を優先し、落ち着いた頃に認知行動療法の実施を検討するとよい。
愛知県名古屋市で、お子様のお悩みを解決へと導くカウンセリングを行っております。引きこもりや不登校について、いじめなどの問題、それ以外の育児に関してお気軽にご相談をください。
どこに、誰に相談したらいいかわからない悩みを1人で抱えるのは大変です。皆さんと同じ経験をした私だからこそ、伝えられることもあると思います。
まずは一度お話をお聞かせください。
R.S.P代表 下谷 篤史
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