NHKドラマ「ひきこもり先生を観て」その1

　職業柄、前から気になっていたNHKドラマ「ひきこもり先生」を全話録画して観た。主演は、最近いぶし銀の演技が光る佐藤二朗で脇を鈴木保奈美、若手の佐久間由依、高橋克典など豪華なメンバーだ。

　ドラマの内容は、佐藤が演じる上嶋陽平がある事がきっかけで38歳から11年間もひきこもり生活を経験し、立ち直りひょんな事から中学校の非常勤講師となり、学校に行けない生徒たちに親身になって話しを聞きながら、各問題に取り組む姿勢が共感するところもあった。

　ひきこもりという、なかなか繊細な部分に焦点を当てて映像化するとはさすがNHKの仕事は凄いと感じた。こういった作品は、放送時間の関係でどこか省いてしまうことが多く本当に知りたい部分がどこか曖昧になるのだが、各個人の描写を丁寧に作っていると感じた。

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R.S.P代表　下谷　篤史