最近の子育て記事を読んでいると、HSCと呼ばれる症状の子どもが増えているとある。
HSCとは、Highly Sensitive Child(ハイリー・センシティブ・チャイルド)の略で、アメリカの心理学者エレイン・アーロン氏が提唱した概念である。
些細なことにでも刺激を受け、敏感で感受性が強く、繊細さを持った「人一倍敏感な子」のこと。
HSCの子どもは、次のような特徴を持つとされている。
- 深く処理する
- 過剰に刺激を受けやすい
- 全体的に感情の反応が強く、特に共感力が高い
- ささいな刺激を察知する
ここで、注意しなければならないのがHSCは病気ではなくその子の気質であることだ。
ストレスや不安が蓄積し、心身に症状が出るケースも多いと聞く。
HSCは、よく発達障がいと誤解されがちだが、障がいではなく持って生まれた性格で、5人に1人の割合でいる点だ。
どちらも、感覚的に敏感なところは似ているが、決定的に違うのが発達障害は「人の気持ちを汲む事が苦手」なのに対し、HSCは「人の気持ちがわかりすぎるくらいわかる」ということ。
逆に言えば、それだけ繊細な感覚を持っているのなら、それを活かした技術や仕事につながれば、素晴らしい才能が開花する可能性もあるということだ。
親としては、わが子がこのような気質を持っているのなら、それを伸ばした子育てができるように、周りに相談しながら対応していくことが重要になる。
愛知県名古屋市で、お子様のお悩みを解決へと導くカウンセリングを行っております。引きこもりや不登校について、いじめなどの問題、それ以外の育児に関してお気軽にご相談をください。
どこに、誰に相談したらいいかわからない悩みを1人で抱えるのは大変です。皆さんと同じ経験をした私だからこそ、伝えられることもあると思います。
まずは一度お話をお聞かせください。
R.S.P代表 下谷 篤史
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