長かったゴールデンウィークの休みが終わろうとしている。2021年も、コロナ禍の影響で外出を制限されおうち時間を過ごしてきたと思うが、このような状況がいつまで続くのか根本的な対策が待たれる。
連休明けになると、学校へ行きたくても行けない不登校になってしまうケースが見受けられる。この現象は、夏休み明け9月にも同様のケースがあるのだが、いきなり行けなくなるのではなく連休前に何だかの理由やショックな出来事があり、それが尾を引くことが考えられる。
文部科学省が公表した問題行動・不登校調査によると、2019年度に不登校が理由で小中学校を30日以上欠席した児童生徒は18万1272人で、過去最多を更新した。増加は7年連続で、約10万人が90日以上欠席していた。
内訳としては、小学校が5万3350人、中学校が12万7922人。学年が上がるごとに人数が増え、中学三年生は4万8271人だった。
不登校の主な原因は「無気力、不安」が最も多く、「いじめを除く友人関係」「親子の関わり」が続いた。学校などで指導を受けた結果、2019年度中に登校するようになった児童生徒は、全体の22.8%にとどまった。
高校は5万100人で、前年度を下回ったが、横ばいが続いているそうだ。
そういう私も、学生時代に不登校の経験をしたが、今まで蓄積されたストレスや人間関係の不信が重なり、無気力に陥り長期に渡り休んでしまった。
当時は、休むことが悪いこと・いけないことだと罪悪感ばかり頭の中をぐるぐる回っていたが、決してそんなことはないのだと言いたい。
今まで、あたりまえだった生活がコロナ禍で大きく変わろうとしている。学校の在り方も、考え直すいい機会なのかもしれない。
愛知県名古屋市で、お子様のお悩みを解決へと導くカウンセリングを行っております。引きこもりや不登校について、いじめなどの問題、それ以外の育児に関してお気軽にご相談をください。
どこに、誰に相談したらいいかわからない悩みを1人で抱えるのは大変です。皆さんと同じ経験をした私だからこそ、伝えられることもあると思います。
まずは一度お話をお聞かせください。
R.S.P代表 下谷 篤史
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