私の中で、自然と涙が止まらなかった。
正直、ヤングケアラーの言葉もそんな過酷な環境にいる未成年がいるのも今まで知らなかった。
衝撃だった、ある記事で男の子が9歳から母親と祖母の介護をしていたというのだ。
父親は、交通事故で他界しアテになる親戚もおらず、母親も病気がちで買い物はひとりで行っていたそうだ。
本人のインタビューを読むと、こうした日常が当たり前だった。大好きな家族に早く元気になってほしいと思っていたこと。自分がもっと頑張らなくちゃと感じて行動していた。
この年なら、もっと親に甘えたいし一緒にお出かけしたいし、友達と遊びたかったと思うのにこの健気な姿に涙腺が止まらなかった。
厚生労働省も、教育現場に対する初の全国調査に着手しており、埼玉県が2020年11月、県内の高校2年生全員に直接調査したところ、約25人に1人に当たる4・1%がヤングケアラーだったと発表した。
また、神戸市が支援の専門部署を2021年4月に新設することを決めるなど、自治体にも施策化の動きが広がりつつあるようだ。
しかし、この問題を未成年で線引きしていいのだろうか?20代30代にも同じように苦しんでいるケースもあるので、個人的にはもう少し幅を広げてほしいとも感じた。
・ヤングケアラーとは?
障害や病気のある家族に代わり、買い物・料理・掃除・洗濯などの家事や世話などを日常的に行っている未成年の若者や子どものこと。
愛知県名古屋市で、お子様のお悩みを解決へと導くカウンセリングを行っております。引きこもりや不登校について、いじめなどの問題、それ以外の育児に関してお気軽にご相談をください。
どこに、誰に相談したらいいかわからない悩みを1人で抱えるのは大変です。皆さんと同じ経験をした私だからこそ、伝えられることもあると思います。
まずは一度お話をお聞かせください。
R.S.P代表 下谷 篤史
わたしは、学生時代2年以上引きこもりを経験しました。
その時のことを本に書きました。もし、ご興味があれば以下のサイトから購入をお願いします。
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