ひきこもりになる原因は、様々なケースがあると考える。ひきこもりと言っても完全に部屋から出られない、近所のコンビニには出る、自分の好きなことに関しては外へ行けるなど複雑化しているのが今のひきこもりになる。
ひきこもりの問題は、急に解決できるはずはないし特効薬がある訳ではない。デリケートな話題だからこそ、当事者とその家族周りの方々がしっかり理解を深め時間をかけて接していくことが大事になってくる。
まずは実際にひきこもりになる原因から見ていこう。
ひきこもりになる原因
ひきこもりは、ビシバシ厳しくされると、すぐに逃げたくなってしまいます。もともと打たれ弱い性格なため、仕事でミスをしたり、失恋したりすると、その失敗を延々と引きずってしまいます。「俺のプレゼンが良くなかったから…。」「あの時、俺があんな事言ったせいで…。」などと、失敗の原因ばかり考えて、ますます落ち込んで引きこもっていくのです。
過保護な両親にいつも守られていた人の場合、学校に通うようになっても、就職しても、何か嫌な事があったら、幼い頃と同じように実家に逃げてしまえば、両親が全てから守ってくれると、習慣づいてしまっています。
その結果、自分で嫌な事に立ち向かう事ができなくなり、ひきこもりになってしまうのです。
自分が好きな事をしている時間が楽しいのは、誰でも同じです。ひきこもりは、大変な事を乗り越える努力をするよりも、自分が楽に楽しめる事に流れてしまいがち。その結果、資格試験や就職活動など自分の人生に必要だけど努力が必要な楽しくない事より、努力しないで楽しめる趣味や好きな事ばかりに没頭してしまうのです。
ひきこもりは、延々にひきこもりたいわけではありません。無職の状態を抜け出して、早く毎日仕事をして自分でお金を稼ぐ生活をしたいと思っていても、新しい仕事が決まらないと、社会復帰もままなりません。
特に、ひきこもっている期間が長くなればなるほど履歴書に書きにくく、書類選考の段階で落とされてしまいがちなため、ますます、社会復帰がしづらく無職の状態が長くなってしまいます。
仕事で大きなミスをしたり、人間関係で多くの裏切りにあったりと、それまでの自分自身の考えを大きく覆すほど、強烈な挫折をしてしまうと、その恐怖やショックが原因となり、ひきこもりとなってしまう場合があります。挫折が大きければ大きいほど、その反動でやってくる無気力や不安も大きく、「また、同じ経験をするのでは?」と、身構えてしまい、次に進めなくなってしまうのです。
過保護な両親にいつも守られていた人の場合、学校に通うようになっても、就職しても、何か嫌な事があったら、幼い頃と同じように実家に逃げてしまえば、両親が全てから守ってくれると、習慣づいてしまっています。
その結果、自分で嫌な事に立ち向かう事ができなくなり、ひきこもりになってしまうのです。
自分が好きな事をしている時間が楽しいのは、誰でも同じです。ひきこもりは、大変な事を乗り越える努力をするよりも、自分が楽に楽しめる事に流れてしまいがち。その結果、資格試験や就職活動など自分の人生に必要だけど努力が必要な楽しくない事より、努力しないで楽しめる趣味や好きな事ばかりに没頭してしまうのです。
ひきこもりは、延々にひきこもりたいわけではありません。無職の状態を抜け出して、早く毎日仕事をして自分でお金を稼ぐ生活をしたいと思っていても、新しい仕事が決まらないと、社会復帰もままなりません。
特に、ひきこもっている期間が長くなればなるほど履歴書に書きにくく、書類選考の段階で落とされてしまいがちなため、ますます、社会復帰がしづらく無職の状態が長くなってしまいます。
仕事で大きなミスをしたり、人間関係で多くの裏切りにあったりと、それまでの自分自身の考えを大きく覆すほど、強烈な挫折をしてしまうと、その恐怖やショックが原因となり、ひきこもりとなってしまう場合があります。挫折が大きければ大きいほど、その反動でやってくる無気力や不安も大きく、「また、同じ経験をするのでは?」と、身構えてしまい、次に進めなくなってしまうのです。
人間関係によるストレス
どんな場所においても、人間関係は付きまとう。様々な性格で十人十色の人がいるので、どうしても気が合わない人、肌が合わない人が出てくるのは当たり前だ。そんな中で、嫌だと言っても付き合わなければならないのが学校や職場であり、人間関係のストレスは本人にしか分からないデリケートな問題だ。
かく言う私も、いじめが原因で中学校へ2年以上行けなかった時期がある。学校へ行くことがストレスになり、最初は1日、2日休み段々足が遠のき、ついには長期に渡り不登校を体験した。それは、先が見えない暗く長いトンネルをひたすら歩いてきた感じだった。年々、不登校の人数が増加していることに対してごく自然なことと認識している。それだけ、歪みが表面化しているのだ。
かく言う私も、いじめが原因で中学校へ2年以上行けなかった時期がある。学校へ行くことがストレスになり、最初は1日、2日休み段々足が遠のき、ついには長期に渡り不登校を体験した。それは、先が見えない暗く長いトンネルをひたすら歩いてきた感じだった。年々、不登校の人数が増加していることに対してごく自然なことと認識している。それだけ、歪みが表面化しているのだ。
不登校の延長
学生時代に不登校を経験していると、その後になって社会へ出て行っても何か嫌なことや耐えられない出来事があれば、ひきこもりになるケースも見受けられる。
不登校の場合、行きたくなければ学校を休めばいいという選択ができるが、大人になれば自分の責任になるためズルズルと長期化するケースも多い。そのため、40~50代を中心にひきこもりの高齢化も進んでいる現実も忘れてはいけない。
不登校の場合、行きたくなければ学校を休めばいいという選択ができるが、大人になれば自分の責任になるためズルズルと長期化するケースも多い。そのため、40~50代を中心にひきこもりの高齢化も進んでいる現実も忘れてはいけない。
受験や就活など挫折を乗り越えられない
私もそうだったが、受験で志望校を不合格になり、就活で第一希望の企業から落とされたなど挫折を経験すると、モチベーションが下がり失敗することがトラウマになり、他のことに対しても乗り越えられないことがある。
人は、挫折を経験して成長できるという考え方もあるが、あまりにもショックで立ち直れない出来事もある。もう二度と味わいたくないと拒否反応を示し、結果ひきこもりになる場合も推測される。
人は、挫折を経験して成長できるという考え方もあるが、あまりにもショックで立ち直れない出来事もある。もう二度と味わいたくないと拒否反応を示し、結果ひきこもりになる場合も推測される。
ゲームやネットへの依存
現在の問題とも言えるが、ゲームやネットにハマり過ぎると可能な限り家にいて、そればかりしたいという欲望が強くなる。気持ちを切り替えて、学校や会社へ行ける間は問題ないが、どんどん深みにはまり依存状態になると、学校や会社よりもゲームやネットを優先するようになってしまう。そして、休みがちになり、それがいつしかひきこもりに発展していく悪循環に陥る。
これらは、アルコールやギャンブル依存と同じく、抜け出すには家族や第三者の援助が必要になる。依存症は脳の病気とも言われ、脳内にドーパミンが分泌され快楽を感じる。これを繰り返すことにより、中枢神経の機能が低下し、不安や焦躁感が増していく。そして、脳が報酬を求めてどんどんエスカレートしていきコントロールが非常に困難になる。
これらは、アルコールやギャンブル依存と同じく、抜け出すには家族や第三者の援助が必要になる。依存症は脳の病気とも言われ、脳内にドーパミンが分泌され快楽を感じる。これを繰り返すことにより、中枢神経の機能が低下し、不安や焦躁感が増していく。そして、脳が報酬を求めてどんどんエスカレートしていきコントロールが非常に困難になる。
うつ病
うつ病について、発症の原因は正確にはわかっていないが、感情や意欲を司る脳の働きに何らかの不調が生じているものと考えられている。うつ病の背景には、精神的・身体的ストレスが指摘されることが多い。
辛い体験や悲しい出来事だけでなく、結婚や進学、就職、引越しなどといった嬉しい出来事の後にも発症することがある。心療内科へ通院するケースが多くなっているとの話も聞くが、そこまでいくと立ち直るのに時間がかかると覚悟しなければならない。
辛い体験や悲しい出来事だけでなく、結婚や進学、就職、引越しなどといった嬉しい出来事の後にも発症することがある。心療内科へ通院するケースが多くなっているとの話も聞くが、そこまでいくと立ち直るのに時間がかかると覚悟しなければならない。
親子関係
ひきこもりには「家庭環境」が大きく影響している場合がある。特に親子関係は、当事者に多大な影響を与えることが多い。
例えば、「家が安心して身体と心を休める場所ではなく居場所がない」「親の顔色を見ながら、親の求める子どもを演じて過ごす」「もし反抗すると、親に見捨てられるのではないかと常に不安を抱えている」「自分の気持ちを表に出してはいけないと思い込み感情を押し殺している」など該当していないだろうか?
これらのケースは、子どもの意思を無視した親子関係だと言える。確かに、親がある程度の教育を施していかないといけないのも理解できる。そういう私も、ひきこもりの時期は親に対してこのような感情を抱いていたことを覚えている。
親子関係は、産まれてから一緒に生活する時間が長い分あらゆる問題が生じ、最初は小さな問題でも切っても切れない身近な存在だからこそ、こじれると収拾がつかなくなり大きな問題へと発展していくものだ。
こじれた関係を解決する為には、親戚あるいは我々のようなカウンセラーのような第三者が間に入り解きほぐしていく必要があると考える。
そして、愛するわが子がひきこもりになってしまうと世間体が気になって仕方なく、せめて高校は卒業しないと子どもの将来は危ないのではないか?と考える親もいるだろう。
例えば、「親や家族との会話を一切しない」「あらゆる物事に対してあきらめている」「学校や仕事などを休みがちになり、いつしか行かなくなる」「人とコミュニケーションをとろうとしない」「趣味や自分の好きなことばかりに没頭する」ということが挙げられる。
例えば、「家が安心して身体と心を休める場所ではなく居場所がない」「親の顔色を見ながら、親の求める子どもを演じて過ごす」「もし反抗すると、親に見捨てられるのではないかと常に不安を抱えている」「自分の気持ちを表に出してはいけないと思い込み感情を押し殺している」など該当していないだろうか?
これらのケースは、子どもの意思を無視した親子関係だと言える。確かに、親がある程度の教育を施していかないといけないのも理解できる。そういう私も、ひきこもりの時期は親に対してこのような感情を抱いていたことを覚えている。
親子関係は、産まれてから一緒に生活する時間が長い分あらゆる問題が生じ、最初は小さな問題でも切っても切れない身近な存在だからこそ、こじれると収拾がつかなくなり大きな問題へと発展していくものだ。
こじれた関係を解決する為には、親戚あるいは我々のようなカウンセラーのような第三者が間に入り解きほぐしていく必要があると考える。
そして、愛するわが子がひきこもりになってしまうと世間体が気になって仕方なく、せめて高校は卒業しないと子どもの将来は危ないのではないか?と考える親もいるだろう。
例えば、「親や家族との会話を一切しない」「あらゆる物事に対してあきらめている」「学校や仕事などを休みがちになり、いつしか行かなくなる」「人とコミュニケーションをとろうとしない」「趣味や自分の好きなことばかりに没頭する」ということが挙げられる。
ひきこもりになりやすい性格
引きこもりのきっかけになる原因を紹介したが、全ての人が先述したきっかけが起こったからと言ってひきこもりになる訳ではない。
これは当人の性格によって、そのきっかけをどのように受け止めるかが変わってくるからだ。
そこで、次にどのような性格がひきこもりになりやすいか解説する。
これは当人の性格によって、そのきっかけをどのように受け止めるかが変わってくるからだ。
そこで、次にどのような性格がひきこもりになりやすいか解説する。
真面目でがんばりや
例えば、今まで優等生だった子どもが、急にひきこもりになるケースがある。これは、本人が自覚している以上に頑張り過ぎてしまい、自分の容量を超えて心がポッキリと折れてしまうのが原因だ。
これは、真面目でがんばりやの特徴であり、知らず知らずのうちに大きな負荷となり、その反動で別人のように引きこもりになってしまうと考えられる。
親が、過度な期待をかけて頑張らざるを得ない場合、本人の中でずっと「辛い」という思いが芽生える。しかし、自主的に頑張っていると、実は大きな負担になっていると無自覚になりがち、本人も「頑張りたいのに気力がわかない」と、より一層苦しんでしまうこともある。
これは、真面目でがんばりやの特徴であり、知らず知らずのうちに大きな負荷となり、その反動で別人のように引きこもりになってしまうと考えられる。
親が、過度な期待をかけて頑張らざるを得ない場合、本人の中でずっと「辛い」という思いが芽生える。しかし、自主的に頑張っていると、実は大きな負担になっていると無自覚になりがち、本人も「頑張りたいのに気力がわかない」と、より一層苦しんでしまうこともある。
自己肯定感と自己効力感が低い
自己肯定感とは、「ありのままの自分を肯定する、好意的に受け止めることができる感覚」のことを指す。これは、他人と比較するのではなく、そのままの自分を認め尊重し自己価値を感じることができる心の状態とも言える。
学校や職場などの人間関係や、家族や恋人などのパートナーシップにおいても自己肯定感が土台となり、幸福に多大な影響を与えることが考えられる。
一方自己効力感は、自己肯定感と似ているが、「人間の行動や成果に対して、自分ならできると考えられること」であり実際は異なる概念になる。
つまり、「できると信じる」のが自己効力感、「できてもできなくても自分を認める」のが自己肯定感という点で、明確な違いがある。ただ言えるのは、どちらも低くなると自分の殻に閉じこもりがちになるため、結果的にひきこもりになる傾向が強くなると推測される。
学校や職場などの人間関係や、家族や恋人などのパートナーシップにおいても自己肯定感が土台となり、幸福に多大な影響を与えることが考えられる。
一方自己効力感は、自己肯定感と似ているが、「人間の行動や成果に対して、自分ならできると考えられること」であり実際は異なる概念になる。
つまり、「できると信じる」のが自己効力感、「できてもできなくても自分を認める」のが自己肯定感という点で、明確な違いがある。ただ言えるのは、どちらも低くなると自分の殻に閉じこもりがちになるため、結果的にひきこもりになる傾向が強くなると推測される。
内向的で感情を表に出さない
例えば、学校や会社は多種多様な人たちに囲まれていてオープンな雰囲気、会話力などが重視される、誰とでも付き合えて仲良くできるなどが外向的な人向けに構築されている世界であり、一方ひとりの空間を好み、人見知りが激しくコミュニケーションが苦手、友達はほとんどいないあるいは誰もいないなどが内向的な世界であり、非常に住みにくいのもある。
それに加えて、喜怒哀楽などの感情を表に出さず「あの人は何を考えているのだろう?」と周りから敬遠される人も難しい世の中だ。自分の芯がしっかりしてブレない人は問題ないと思うが、そうでない人は「誰も自分のことをわかってくれない」と自暴自棄になり、ひきこもりに向かうケースもある。
それに加えて、喜怒哀楽などの感情を表に出さず「あの人は何を考えているのだろう?」と周りから敬遠される人も難しい世の中だ。自分の芯がしっかりしてブレない人は問題ないと思うが、そうでない人は「誰も自分のことをわかってくれない」と自暴自棄になり、ひきこもりに向かうケースもある。
人目を気にする
これは、様々な要因が考えられる。まずは、「他者からの評価に敏感である」ちょっとしたことで、相手に嫌われているのではないのか?ダメな人だと思われてはいないか?など不安になってしまう。
次に、「嫌われることを恐れている」良い人と思われたいため、些細なやり取りでもどう振舞えば印象がいいのかを考えてしまい、自分を見失ってしまう。あとは、「強い劣等感を抱いている」あの人ばかり上手くいってうらやましいから成功した幸せな人を見ると自分と比較してしまうなど、人目が気になって仕方がない心理が働くのだ。
これは、私がひきこもりの時期は常に人目を気にして何もできずに悶々としていたことを思い出す。
次に、「嫌われることを恐れている」良い人と思われたいため、些細なやり取りでもどう振舞えば印象がいいのかを考えてしまい、自分を見失ってしまう。あとは、「強い劣等感を抱いている」あの人ばかり上手くいってうらやましいから成功した幸せな人を見ると自分と比較してしまうなど、人目が気になって仕方がない心理が働くのだ。
これは、私がひきこもりの時期は常に人目を気にして何もできずに悶々としていたことを思い出す。
口下手で不満を溜めがち
口下手な意味は、「話すことが不得意で、思うことを上手く人に言えないこと」とある。似たような表現で、話すことが得意ではない、コミュニケーション能力が低い、沈黙する、口数が少ないなどが挙げられる。
こうした場合共通するのは、不満不平を自分の中に溜めがちな傾向がある。例えば、引っ込み思案の性格は意見を伝えるのが苦手なため積極的になれない自分が嫌になる。
次に、人見知りの性格は特に初対面の人と話すときは何を話せばいいのだろう?とたどたどしくなることも多く、周囲から口下手だと思われる。
あとは、繊細な性格は自分の意見を否定されたりバカにされたりすることを極端に恐れて傷つきたくないと考える。マイナス思考の性格は、自分の意見に自信がない人が多く、的外れな発言をしたらどうしよう?今この発言をしたら周りに嫌われてしまわないか?などネガティブな思考になってしまう。
こうした場合共通するのは、不満不平を自分の中に溜めがちな傾向がある。例えば、引っ込み思案の性格は意見を伝えるのが苦手なため積極的になれない自分が嫌になる。
次に、人見知りの性格は特に初対面の人と話すときは何を話せばいいのだろう?とたどたどしくなることも多く、周囲から口下手だと思われる。
あとは、繊細な性格は自分の意見を否定されたりバカにされたりすることを極端に恐れて傷つきたくないと考える。マイナス思考の性格は、自分の意見に自信がない人が多く、的外れな発言をしたらどうしよう?今この発言をしたら周りに嫌われてしまわないか?などネガティブな思考になってしまう。
ひきこもりの脱出方法
様々な原因で、ひきこもりになる人がどのようなことで脱出するのか以下にあげる例が全てではないが、苦しんでいる人の参考になればいいと思う。
生活リズムを整えましょう
ひきこもりになると今までの生活リズムと異なり、好きな時間に起きて好きな時間に寝る生活になってしまいがちです。
生活リズムが乱れると、肉体的にはもちろん精神的にも良くない状態となってしまい、社会復帰の意欲自体がどんどん無くなってしまいます。
まずは朝決まった時間に起きる、1日しっかり3回食事をとるなど、正しいリズムの生活を意識して生活することから意識していきましょう。
生活リズムが乱れると、肉体的にはもちろん精神的にも良くない状態となってしまい、社会復帰の意欲自体がどんどん無くなってしまいます。
まずは朝決まった時間に起きる、1日しっかり3回食事をとるなど、正しいリズムの生活を意識して生活することから意識していきましょう。
外の世界に希望を見いだす
次になかなか、ひきこもり状態から抜け出せない原因の1つに、「外の世界に希望を見いだせないから」というものがあります。
まずは、小さな事でいいので、外の世界でやってみたい事を探してみましょう。「コンビニで売っているコロッケを買ってその場で食べてみたい。」ほんの些細な目標から設定してみましょう。そして、その目標が達成できたら、次の目標を設定してみるのです。少しずつ、少しずつ、無理なく実行できそうな夢や目標から始める事が大切です。
「このまま一生引きこもりになったらどうしよう!何としても外にでなきゃ!!」などと、焦る気持ちとは裏腹に、身体が言う事を聞いてくれない。外に出ようと思っても足がすくんで玄関から外にはどうしても出られない人も居ます。無理矢理行動しようとしても、出来ないことでストレスが溜まってしまい、余計に外に出られなくなってしまいます。身体も心も外に出る準備ができるまで、じっくり気長に待ってみましょう。
まずは、小さな事でいいので、外の世界でやってみたい事を探してみましょう。「コンビニで売っているコロッケを買ってその場で食べてみたい。」ほんの些細な目標から設定してみましょう。そして、その目標が達成できたら、次の目標を設定してみるのです。少しずつ、少しずつ、無理なく実行できそうな夢や目標から始める事が大切です。
「このまま一生引きこもりになったらどうしよう!何としても外にでなきゃ!!」などと、焦る気持ちとは裏腹に、身体が言う事を聞いてくれない。外に出ようと思っても足がすくんで玄関から外にはどうしても出られない人も居ます。無理矢理行動しようとしても、出来ないことでストレスが溜まってしまい、余計に外に出られなくなってしまいます。身体も心も外に出る準備ができるまで、じっくり気長に待ってみましょう。
不安な気持ちを誰かに吐き出す
自宅や自室に引きこもる原因や外に出るのが怖い気持ち、不安な気持ちなどを時折吐き出してみましょう。おすすめは、自分が心から信頼出来る家族や親友などに、のんびり話を聞いて貰うこと。それは、ひきこもりを卒業するための具体的な対策方法や改善方法を見つけるためのお喋りではありません。ただのんびりと、今感じている事などを気楽に話してみましょう。元気な時でも、とりとめのないお喋りでストレス発散する事ってあります。何気ないお喋りをする事で、ひきこもる事への不安や無気力な感情を紛らわす事が可能です。
まとめ
私はひきこもりを長く経験したが、昼夜逆転の生活で体のリズムが崩れやすくなり、自分だけが取り残されてしまうような不安や焦りなどで辛くなることが多かった。そのような生活の繰り返しで、無力感や虚無感が半端なかったことを思い出した。
それと、過保護な親にいつも守られていた場合、学校に通うようになっても就職しても何か嫌なことがあれば幼い頃と同様、実家に逃げてしまえば親が守ってくれると依存、習慣づいてしまっているケースも見受けられる。
そうなると、自分で嫌なことに立ち向かう力がなくなり親からも援助されないと気づくと絶望感を覚えひきこもりになる。
自分が好きなことをしている時間が楽しいのは、誰でも思うことだろう。大変なことを乗り越える努力をするよりも、自分が楽になることを選択するのが多いかもしれない。
その結果、受験勉強や資格試験、就職活動など自分の人生に必要だけど努力が伴い楽しくないことより、努力しないで楽しめる趣味や好きなことばかりに没頭してしまうのだ。
ただ、好きなことを見つけられない人も、苦しみだけが頭をよぎり誰にも心を閉ざしてひきこもりになるケースもあるので、つまずくポイントは人それぞれかもしれない。
ひきこもりを経験している人たちは、ずっとひきこもりたい訳ではありません。学生の場合は、学校へ行けなくてもフリースクールや通信制、専門学校などの道があるので、悲観しなくても大丈夫と考える。
しかし、一般的に社会人の年齢になると就職活動もできず、上手く就職してもすぐ会社を辞めてしまいひきこもりになるケースもある。そのうち、無職の状態を抜け出して、早く毎日仕事をして自分でお金を稼ぐ生活をしたいと思っていても、新しい仕事が見つからないと社会復帰もままなりません。
特に、ひきこもっている期間が長くなれば長くなるほど履歴書に書きにくく、書類選考の段階で落とされてしまいがちなため、ますます社会復帰が遠のき悪循環に陥る可能性がある。
それと、過去に心の傷やトラウマを抱えている場合、仕事で大きなミスをしたり、人間関係で多くの裏切りにあったりと、それまでの自分自身の考えを大きく覆すほど強い挫折をしてしまうと、その恐怖やショックが原因となり、ひきこもりとなってしまうケースがある。
本来なら、幼児期や学生時代の人格形成期において学ぶことが大事になるのだが、それが不十分であればいずれつまずき、挫折が大きければ大きいほど、 その反動で、やってくる無気力や不安も大きく「また、同じ経験をするのではないのか?」とどうしても身構えてしまい、次に進めたくなってしまうのだ。
ひきこもりの当事者は、「このまま一生ひきこもりになったらどうしよう?」「何としても外へ出ないといけない」など、焦る気持ちとは裏腹に身体が言うことを聞いてくれない。外に出ようと思っても足がすくんで玄関からどうしても先に進めないケースもある。
無理矢理行動しようとしても、出来ないことでストレスが溜まってしまい、余計に外へ出られなくなってしまう。家族としては、焦る気持ちは十分に理解できるが、身体も心も外へ出る準備ができるまで、じっくり気長に待つことも必要になる。
冒頭でも述べたが、完全に部屋に閉じこもっている訳ではなく買い物へ近所のコンビニやスーパーへ行けるケースもあるし、自分の好きなこと例えば鉄道が好きなら電車に乗り写真を撮りに行く、好きなグループやバンドのライブやコンサートへ行くなどは、一歩先に進んでいる証拠でもある。
そんな中で、家族やそれ以外でも誰かひとり話を聞いてくれる親身になってくれる存在がいれば心強い。自宅や部屋へひきこもる原因や外に出るのが怖い気持ち、不安な気持ちなどを時々吐き出してくれることができればしめたものだ。
そのためには、日頃からのコミュニケーションが大切になってくる。部屋に閉じこもっていると難しいかもしれないが、例えば返事がなくても挨拶をする。食事を用意したときに一言メモ書きを添えておくなど、「あなたを決して見捨ててはいないよ」「あなたは一人ではないからね」という姿勢を見せるのが重要だ。
人は、とりとめのないおしゃべりでストレスを発散することができる。それは、ひきこもりを卒業するための具体的な対策や方法ではないかもしれない。ただ、今の心境をのんびりと気楽に話すことで変化が起こる可能性も否定できない。何気ないおしゃべりをすることで、ひきこもりへの不安や無気力な感情を紛らわす効果も考えられる。試してみる価値は、あるかもしれません。
そうは言っても、家族や周りの援助が難しいケースもある。自分自身の今の状態を他の人に知られるのが嫌な場合、まずは匿名で相談できる電話相談やLINE相談などを利用して、プロのアドバイスを定期的に受けて見るのも立ち直るきっかけになるかもしれない。
それと、過保護な親にいつも守られていた場合、学校に通うようになっても就職しても何か嫌なことがあれば幼い頃と同様、実家に逃げてしまえば親が守ってくれると依存、習慣づいてしまっているケースも見受けられる。
そうなると、自分で嫌なことに立ち向かう力がなくなり親からも援助されないと気づくと絶望感を覚えひきこもりになる。
自分が好きなことをしている時間が楽しいのは、誰でも思うことだろう。大変なことを乗り越える努力をするよりも、自分が楽になることを選択するのが多いかもしれない。
その結果、受験勉強や資格試験、就職活動など自分の人生に必要だけど努力が伴い楽しくないことより、努力しないで楽しめる趣味や好きなことばかりに没頭してしまうのだ。
ただ、好きなことを見つけられない人も、苦しみだけが頭をよぎり誰にも心を閉ざしてひきこもりになるケースもあるので、つまずくポイントは人それぞれかもしれない。
ひきこもりを経験している人たちは、ずっとひきこもりたい訳ではありません。学生の場合は、学校へ行けなくてもフリースクールや通信制、専門学校などの道があるので、悲観しなくても大丈夫と考える。
しかし、一般的に社会人の年齢になると就職活動もできず、上手く就職してもすぐ会社を辞めてしまいひきこもりになるケースもある。そのうち、無職の状態を抜け出して、早く毎日仕事をして自分でお金を稼ぐ生活をしたいと思っていても、新しい仕事が見つからないと社会復帰もままなりません。
特に、ひきこもっている期間が長くなれば長くなるほど履歴書に書きにくく、書類選考の段階で落とされてしまいがちなため、ますます社会復帰が遠のき悪循環に陥る可能性がある。
それと、過去に心の傷やトラウマを抱えている場合、仕事で大きなミスをしたり、人間関係で多くの裏切りにあったりと、それまでの自分自身の考えを大きく覆すほど強い挫折をしてしまうと、その恐怖やショックが原因となり、ひきこもりとなってしまうケースがある。
本来なら、幼児期や学生時代の人格形成期において学ぶことが大事になるのだが、それが不十分であればいずれつまずき、挫折が大きければ大きいほど、 その反動で、やってくる無気力や不安も大きく「また、同じ経験をするのではないのか?」とどうしても身構えてしまい、次に進めたくなってしまうのだ。
ひきこもりの当事者は、「このまま一生ひきこもりになったらどうしよう?」「何としても外へ出ないといけない」など、焦る気持ちとは裏腹に身体が言うことを聞いてくれない。外に出ようと思っても足がすくんで玄関からどうしても先に進めないケースもある。
無理矢理行動しようとしても、出来ないことでストレスが溜まってしまい、余計に外へ出られなくなってしまう。家族としては、焦る気持ちは十分に理解できるが、身体も心も外へ出る準備ができるまで、じっくり気長に待つことも必要になる。
冒頭でも述べたが、完全に部屋に閉じこもっている訳ではなく買い物へ近所のコンビニやスーパーへ行けるケースもあるし、自分の好きなこと例えば鉄道が好きなら電車に乗り写真を撮りに行く、好きなグループやバンドのライブやコンサートへ行くなどは、一歩先に進んでいる証拠でもある。
そんな中で、家族やそれ以外でも誰かひとり話を聞いてくれる親身になってくれる存在がいれば心強い。自宅や部屋へひきこもる原因や外に出るのが怖い気持ち、不安な気持ちなどを時々吐き出してくれることができればしめたものだ。
そのためには、日頃からのコミュニケーションが大切になってくる。部屋に閉じこもっていると難しいかもしれないが、例えば返事がなくても挨拶をする。食事を用意したときに一言メモ書きを添えておくなど、「あなたを決して見捨ててはいないよ」「あなたは一人ではないからね」という姿勢を見せるのが重要だ。
人は、とりとめのないおしゃべりでストレスを発散することができる。それは、ひきこもりを卒業するための具体的な対策や方法ではないかもしれない。ただ、今の心境をのんびりと気楽に話すことで変化が起こる可能性も否定できない。何気ないおしゃべりをすることで、ひきこもりへの不安や無気力な感情を紛らわす効果も考えられる。試してみる価値は、あるかもしれません。
そうは言っても、家族や周りの援助が難しいケースもある。自分自身の今の状態を他の人に知られるのが嫌な場合、まずは匿名で相談できる電話相談やLINE相談などを利用して、プロのアドバイスを定期的に受けて見るのも立ち直るきっかけになるかもしれない。