皆さんは「引越し大名」という映画を観たことはありますか?
2019年に公開された作品で、わたしも観に行ったのだが、星野源が演じる引きこもり侍の存在が妙に印象に残った。
内容は、江戸時代に国替えを命じられたある大名に仕える侍たちのドタバタ騒動なのだがこれが面白い。
引きこもり侍は、書物を読むのが大好きな変わり者で、一日中居ても飽きない程だった。今で言う、引きこもり状態ですね。
国替えの話になり、周りから「引越し奉行」に無理矢理任命され、気弱な彼は最初はおどおどしてどうなるかと思ったが、高畑充希が演じる藩の下士の娘、於蘭さんなど周りの支えもあり、立派に勤めていくストーリーだ。
彼の場合は、書物ばかり読んで知識は豊富だったため、その才能を国替えという引越しに活かせた形になった。
特に印象に残ったのが、引越しの中で彼がこよなく愛していた書物を処分しないといけないシーンだった。
引きこもり生活の中で、側にあった大事な物を手放す勇気は、本当に苦渋の決断だったと思う。
しかし、彼は書物の内容を全部覚えているというウルトラCの裏技を持っていたので問題なかったオチだった。
引きこもりでも、どんなことでもいいので一つでも何か特技があれば、役に立つということを教えてくれた作品だった。
わたしは、学生時代2年以上引きこもりを経験しました。
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