2020年4月、国からの緊急事態宣言から1ヶ月以上経ち、家にずっといる日々が続いたがわたしは、オフィシャルページや著書「こんな落ちこぼれたわたしでも人の役に立ったこと」にも掲載しているが、2年以上引きこもり生活をしていたので、別にストレスも感じず普段と変わらなかった。
新型コロナウィルスの騒動で、全国に100万人以上いると言われている引きこもりの方々に変化が現れたという記事を読んだ。第一声が「よくぞ気がついた」と言いたい。新型コロナという今まで経験したことがない未曾有の危機に、これではいけないと動き出す。わたしもそうだったが、何かいつもと違う出来事がなければなかなか陥った重い腰を上げるのは容易ではない。
引きこもる側は、決して好んでそのような環境になる訳ではない。そうした中で、今回の出来事は変わるきっかけの一つになったかもしれない。
これを機に、引きこもりの方々が一人でも多くやり直しできるのならこんなに嬉しいことはない。わたしも、相談業務やボランティア活動を通して微力ながら力になればいいと考える。