ムリに学校へ行かせない!?不登校の子どもへの接し方

【はじめに】

・不登校の子どものサインを見逃すな。A子には、安心・安全な場所が自分の部屋!

・親は「学校へ行きなさい」など無理やり行かせる接し方はNG!

・親は子育てに見落としがあったことを認め、謝罪の気持ちを持って接すること。

・不登校の子どもに母親と認知してもらうために、例えば3度の食事は必ず作ること。スキンシップの大切さを理解して、具体的に不登校の子どもへの接し方とポイントをご説明します。

 

 

【目次】

・  安心、安全とは

・  親として(我が娘)不登校の子どもへの接し方

 

【安心、安全とは】

ある親から“小学3年の娘(A子)が「学校に行きたくない」と言い自分の部屋から出てこなくなり学校を休むようになりました。どうしたらいいでしょうか”というケースがありました。

親は、今まで子どもの助けを求めるサインに気が付いていたのでしょうか?仕事や家事に追われて見逃していたかもしれません。小学生の子どもだと思って接していませんか?一般的には年相応に相手(小学3年の娘)を見ていますが、発達の視点から見ればよく分かってきます。

このケースは、安心、安全な場所が自分の部屋になっており、母親が母親との手応えが持てていない状態といえます。つまり一人ぼっちの状態なのです。発達の視点から見ると、生後5ヶ月までさかのぼって、そこの課題からやり直すことです。

親は、生後6ヶ月頃から始まる「人見知り・後追い」の現象がなかったことを見過ごしていたと認めることから始まります。人格形成の基礎があまりにも経験不足であったことが、不登校という形で訴えていると思います。

親として、どう子どもと接していけばいいのか、次にご説明します。

 

【親として(我が娘)不登校の子どもへの接し方】

まず、親なりには子育てをしてきたと思いますが、不登校として現れてくるまで、我が子の異変に気がつかなかったことを認めることです。そして、娘に謝罪する気持ちになることです。親が謝罪する気持ちになるまで、娘は真綿で首を絞められているような状態で、辛い思いをしているものです。

次に、子どもは不登校をして母親と一緒にいたがる様子ではなく、部屋に閉じこもる状態であるので、母親を親として認知していないことになります。ですから、親としては、定型発達段階でいうと、生後3〜5ヶ月の赤ちゃんのように世話をすることです。まず、3度の食事は必ず作り、黙ってあるいは余分なことを言わないで部屋の前に置いておくことです。そして、食事に関心を示すようになったら、食べたいものをメモしてもらうように、用紙と鉛筆をお盆にのせておくことです。

食べたいものが記入される頃には、母親に声をかけてもらうようなサインを出すと思われるので、さりげなく声をかけることです。スキンシップのチャンスをうかがい、スキンシップをとるようにすると、母親に甘えるようになるでしょう。我が子が甘えるようになってきたら、子どもが困った時こそ、まず、スキンシップを心がけることです。背中をさすったり、ハグしたり、添い寝をしたり、一緒に入浴したりすることでしょう。

子どもが、母親を基地にするようになって来たら、我が子を実感するでしょう。子どもは元気が出てきます。母親との会話を好むようになり、会話の練習をして、母親と意見交換するようになると、自力登校を期待できるでしょう。自力登校するまでに、夕方登校とか、保健室登校などをする場合もあります。

決して小学生と思って、「学校へ行きなさい」と指示・命令・禁止口調で登校を促さないことです。親には、我が子への謝罪と子どもの発達段階を後戻りしてやり直すように関わることです。

 

 

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